LDH INTERVIEW

アーティストや俳優の未来をクリエイティブに切り拓く
マネージメント事業部 S(2019年入社)
(部署・役職はインタビュー当時のもの)
第4マネージメント部 劇団EXILEルーム
- 入社したきっかけをお聞かせください。
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学生時代に小学校の頃から取り組んできた競技エアロビックのコーチを務めることを通して、
プレイヤーと一緒にクリエイティブな表現に携わることのおもしろさを知ったのがきっかけになりました。
選手一人ひとりの個性に合わせた振り付けを考案したり、
選手のモチベーションを管理したりするのはそれなりに大変でしたが、
毎日が楽しかったですし、選手たちとともに大会で全国優勝を果たせた時にはかつてないほどの達成感を覚えました。
そうした経験を通して、一流の表現をプレイヤーとともにつくりあげたり、
マネージメントしたりすることに興味を覚え、エンタテインメントの世界に目を向けるようになったのです。
そして、就職活動にあたってLDH JAPANの説明会に参加し、その熱量がアーティストだけでなく、
社員にも共通していることを実感。また、人事の方のお話を伺うにつれて、
アーティストとマネージャーが一丸となって表現をつくりあげていることを知りました。
それはまさに私が思い描いていたエンタテインメントのあり方であり、自身のクリエイティビティや
経験も存分に生かせると直感し、志望を決意しました。
- マネージメント部の仕事はどんなものか教えてください。
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文字通り、LDH JAPANに所属するアーティストや俳優をマネージメントすることです。
一般にマネージメントというと、担当するアーティストや俳優のお世話や日程調整を行う
〝付き人〟のような印象があるかもしれませんが、LDH JAPAN の場合、それは業務の一部にすぎません。
担当と一緒に方向性を模索し、テレビ局や出版社に営業をかけ、
それぞれのオファーにどのように対応していくかといったことも重要ですし、
私がやりたかったのはまさにそういったクリエイティブな業務でした。
とはいえ、マネージメント業務に携りはじめた頃は戸惑うこともしばしばありました。
最初に行ったのはCM撮影の現場でしたが、本当に何をしたらいいか分かりませんでした。
ですが、現場経験を重ねるうちに臨機応変に対応したり、
担当や現場が望んでいることに先回りして対応できるようになっていきました。
特にスケジュールが詰まっている時のタイムキーピングは大変でしたが、
次第に担当の性格や状況を踏まえながら、適切なタイミングに時間を伝えたり、
移動を促したりすることができるようになりました。
振り返ってみると、先輩方の指導のおかげもあり、入社1、2カ月くらいである程度は
現場に慣れることができたように思います。
- ご自身のマネージメント業務の内容についてお聞かせください。
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私は、俳優の青柳翔(劇団EXILE)と女優の石井杏奈のマネージメントを担当しています。
その中で大切にしているのはコミュニケーションです。担当の方向性を決めたり、
それに向けてさまざまな営業を展開していく上では客観的な分析が欠かせませんが、
それ以上に担当のモチベーションを高めることが重要です。
そのため、仮に実現が難しいことを担当が希望したとしても、頭からそれを否定するのではなく、
そのために何をなすべきか、どういう戦略を立てるべきかを一緒になって考え、
企画などに落とし込んでいかなければなりません。そうやって〝答え〟を出したら
今度はテレビ局や出版社に売り込んでいきます。
最近はコロナ禍でテレビ局や出版社を訪問する機会が減ったので、現場が最高の営業の舞台です。
空き時間などにプロデューサーさんに挨拶に行き、プロフィールを持ってお話ししたり、
仕事につなげられるように努めています。これらの業務には冒頭で申し上げた通り、
密なコミュニケーションが欠かせませんが、私の場合、競技エアロビックで培ってきた経験、
それからアパレルや居酒屋での接客アルバイトの経験が生きているように思います。
- やりがいや達成感を覚える仕事、印象に残っている仕事について教えてください。
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ゼロから新しいものを生み出す過程や生み出した瞬間に
やりがいや達成感を覚えます。
そういう意味では、まさに今もその過程といえます。
担当の青柳翔が監督に挑戦した時、新たなチャレンジとあって、
毎日のように議論を交わしながら方向性を模索しました。
生みの苦しみもありますが、毎日が刺激的で、大いにやりがいがありますね。
また、担当の石井杏奈がファンミーティングを開催した時には、
非常に大きな達成感を覚えました。
もともと彼女はE-girlsというグループに所属していたのですが、解散がコロナ禍になってしまったこともあり、ファンに直接、感謝の思いを伝える機会をつくれずにいたのです。
そこで、2021年末にファンとの交流を図るリアルイベントを自社開催することに。
イベントを企画・運営する経験はなかったので、会場やチケット、メイクさんやスタイリストさんの手配などには苦労しましたが、いざ本番を迎えた時にファンの皆さんはもちろん、石井本人がキラキラと輝いていたことに私も最高の喜びを感じました。
- LDH JAPAN の魅力や特徴について紹介してください。
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これまでに話してきた担当と深い関係値が築けることは、マネージャーにとって最大の魅力だと思います。
また、アーティストや俳優だけでなく、モデルや脚本家、アスリートなど、
幅広い層の著名人を抱えているのもLDH JAPANの強みといえるでしょう。
音楽が好きな人、音楽の知識を持っている人はもちろん、様々なジャンルの知識を持った人も活躍できると思います。
一見すると体育会系のようなイメージを持たれやすいのですが、役員の皆さんはもちろん、
先輩たちもとてもやさしく、フランクなので、気兼ねなく会話したり、
自分の意見を伝えることができます。もちろん、時には悩んだこともありましたが、
その都度、先輩方がアドバイスをくれたり、相談に乗ってくださっています。
また、同期メンバーによるSNSグループもあり、日常的にさまざまな相談をしたり、情報共有をしたりしています。
あと、休日も柔軟に取得できるので、最近はサウナでオン・オフの切り替えをしています。
居心地が良く風通しのいい会社だと私は思います。
- 学生の皆さんにメッセージをお願いします。
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学生の皆さんは、なかなか自分自身と向き合うチャンスがないかもしれません。
この機会に自分を見つめ直し、あらためて何をしたいのか考えてみてはどうでしょうか。
そして、それを実現するにはどんな会社に入ればいいか、そこでどんなことをすればいいかをイメージしてみてください。
私はそのイメージが明確にあり、面接時にしっかりとアピールできたから採用してもらえたと思っています。
就職活動というと苦しいイメージがあるかもしれませんが、自分の〝好き〟を追求するのは楽しいことですし、
まずはその思いを伝えることに注力してみてください。
ちなみに、LDH に向いていると思うのは、いろんな人とコミュニケーションを取ったり、
人のために考え、行動するのが好きな人です。
なかには「LDH JAPAN に所属するアーティストや俳優が好き」という方もいらっしゃると思いますが、
その場合はファン目線と情熱、そして客観性を両立させることで、素晴らしい仕事ができるようになると思います。
一緒にLDH JAPAN を盛り上げてくれる仲間と会える日を心より楽しみにしています。